プロフィール
名前:cyongmi
誕生日:6月
性別:女性
職業:主婦
一言:韓国南部、プサンのお隣りに位置するキメ(金海)市在住。
一児(女の子)のエギオンマ(子供のお母さん)でするんるん

2008年09月16日

韓国のお盆(秋夕=チュソク)

アンニョンハセヨ?

日本9月13・14・15日、3連休の方も多かったのではないでしょうか?

こちら韓国は9月14日が陰暦の8月15日ということで、お盆=秋夕(チュソク)でした。

日本と同じく8月に夏期休暇があって、旧暦お盆のチュソクにもその日をはさんで3連休となります。週の半ばから始まると5連休くらいになることもあるのですが、今年は短い休みでした。

そうそう韓国では、振り替え休日というものがありません。日曜と祭日が重なっても次の日休みにはならないので、なんだかソンした気になります。

普通、盆・正月が近づくと嬉しいものですが、正直私(たち多くの韓国のお嫁さん達)は近づくにつれてヾ(≧∇≦)〃ヤダヤダという気持ちになるんです。

勤めてる人や学生さんはお休みですが、主婦はたくさんのお料理を作りチェーサ(祭祀)というご先祖様のための行事用食膳の準備に追われます。

そして親戚の方々が来られるので、その接待やらなにやらで神経を使い、たいてい山にあるご先祖の墓地(土葬が多い)にお参りするための結構きつい山登りで体力を使うのです。

・・・で当日、全ての日程が終わりやっとひとりの時間になったときには、ヽ(  ̄д ̄;)ノ ハラホレヒレハレーな状態です。

まあ私も主婦歴を重ねて慣れてきたし、いつまでもそんなことを言ってるわけにもいかないので、楽しむようにはしていますが・・・。

幸いというか、チェーサの膳の準備は全くのひとりでするので、誰に何を言われるでなく自分のペースでできるのでありがたいです。

ある時期まではお義母さんといっしょだったので、気をつかったのですが、主人のおじいさんの弟さんが娘さんしかいなくて(お墓を守りチェーサをするのは男なんです)、主人がその弟さんのチェーサを行う役を任されたため私が準備するのです。

その食膳がこれです。
サ鄰080914_1.jpg



チェーサの膳は写真を撮るものではないと言われていたので、今まで撮った事がなかったのですが、今回私達ふたりだけで執り行ったし、いいやということにしました。

朝早く膳を整えて、ご先祖様に二拝敬礼を捧げ(日本でいうところの土下座のような形です)ます。

ご飯やスープ・水をお供えして、敬礼をするときにお酒をお注ぎしてお供えします。

私達はおじいさんの弟さんとその奥さんの二人分ですが、以前お義父さんが生きておられたときは、お義父さんが中心になって4代前のご先祖まで(その夫妻分まで)をしたので時間がかかりました。

各御先祖様の命日には毎回このような膳を整えて、その日は夜遅くに執り行います。

これが結構大変で、チェーサをしたくないばっかりに、チェーサをしないプロテスタントの教会に通うようにしたというご婦人もいるとか。

私も大変だと思ってはいますが、毎回作る料理が同じなのでやはり慣れました。

最近はお義母さんまでも、惣菜屋さんでできあいものを買って準備してもいいんだよとおっしゃるのですが、あまりおいしく感じないのと、以前一度買ったとき芋の天ぷらにカビがはえていたことがあって、それ以来絶対自分で作ろうと決めています。

大根と豆腐をサイコロ状に切り、貝や海老を入れた牛肉スープと、芋の天ぷら、各種ナムル、ジョンと呼ばれる、野菜や魚の切り身に小麦粉と卵をまぶし焼くピカタのようなもの、豆腐を混ぜた肉団子を平たくしたドングランテン、焼き魚・蒸し魚、果物などなど・・・

韓国料理といえば!の唐辛子やニンニクは一切使いません。
また、厳格には味見はしないということです。ご先祖様より先に食べる事がはばかれるからかな?と思うのですが、私はしっかりしています。味を確かめていないと不安だし、お義母さんは天ぷらなどは揚げたてがおいしいんだから、食べながらやればいいどおっしゃいますので。




サ鄰080914_3.jpg





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サ鄰080914_6.jpg






サ鄰080914_4.jpg

チェーサの行事が終わったら、膳を片付けて私達がその食事をいただきます。朝食として食べたあと、又お客さんがいらしたらそれをお出ししたりします。

大体同じようなものを作るので、どこの家庭にいっても似たり寄ったりのものが出てきます。

そんななかでも各家の味や個性があって、それを見たり味わうのも又おもしろいもの。


さて。

いっぺんにたくさん作るので、当日翌日は他に何も作らなくてもいいことにし、又「おせちもいいけどカレーもね」のノリで、インスタントのカレーやラーメンを間に食べてもよしで、昨日今日は手を抜いた私。

今日なんかは、チェーサ後の定番!ナムルのビビンパブ(ビビンパ)でした。

アルミの小さめのタライやボールに、ご飯。ナムルと半熟の玉子焼きをのっけて、ごま油とすりごまをかけ、コチュジャンをお好みで。

私達は真っ赤に見えるほどコチュジャンを入れて、ひたすら混ぜ混ぜ、コネコネしたら決定いただきまーす。

そこいらの食堂のビビンパよりよっぽど、ずーっとおいしいですexclamation×2


そうそう、チェーサのときお線香に火をつけてひとしきりした後、もう一度お膳の写真を撮りました。

サ鄰080914_7.jpg

さっきこの写真を初めて見たのですが、煙の形がなんだかおじいさんの姿のように見えるのは気のせいかなー。


心を込めて作ったので、おじいさん・おばあさんがおいしく食べていただけたのだとしたら、嬉しいしありがたいです。

主人もお会いした事がないし、写真もないのでどんな方なのか全然知りませんが、私たちのことを見守って下さっているのだと思います。









posted by cyongmi at 22:19| ソウル | Comment(6) | TrackBack(0) | 韓国のこと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
お盆の料理作り大変でしたね、でもどれもおいしそうです。すっかり韓国の人ですね。私も釜山の知合いをここ4〜5年で二人亡くしました。お葬式にも出席しました。思い出します。毎年4月にお墓参り行くことにしていましたが、今年は行けませんでした。来年はと考えています。お盆のときも良いですね。韓国の葬式も体験しました。日本とは大分違うようでした。
葬儀場があまりないのでは?病院の待合室がお通夜の会場でした。翌日大型バスで火葬場に行き、そのまま今度はお寺に行き、お墓をその場で買い、そこに納骨しました。
でも綺麗な山の中のお寺でした。4月に行くと桜がとても綺麗です。
お盆が来ると思い出します。
Posted by キムチ at 2008年09月17日 13:43
お疲れ様でした♪
お盆の後、美味しいものが沢山出てくるので太らないように神経を配らねばと言っていたアキラくんのこと思い出しましたw

チョンミちゃまのおみ足がうつってる!!ワ━ヾ( o・∀)ノ゙ヾ(o・∀・o)ノ゙ヾ(∀・o )ノ゙━イ!!
下からみっつめ。
これは何の食材ですか??
何かの干物かなぁ〜
初めて拝見しました。
Posted by ゆりりんこ。 at 2008年09月18日 09:14
アンニョン?
お疲れさまでした。去年は天ぷらかジョンの役じゃなかったですか?これってお正月の話かな?
日本は韓国ほど大変じゃないからいいですけど、所変われば色々あるだろうから、一概には言えないですね。
ところで、キムチさんのコメントを呼んで、いつか見たテレビの特集を思い出しました。
韓国って、病院の中に葬儀場があるといってました。
最近は簡略化して、葬儀場の入り口に端末機があって、御香典を端末に入力して振り込む方式があるそうです。
故人をしのんで、お参りに行かなくても、香典だけ振りこめるというもの。韓国って祖先をもの凄く敬うのかと思っていましたけど、こういうシステムが出来るとはビックリです。
Posted by マリリン at 2008年09月18日 09:29
キムチさんへ

遅ればせながらです〜。
そうなんです。韓国のお葬式は日本とだいぶ違いますね。最近は、病院の同じ敷地に斎場があって、そこで執り行われことが多いです。お客さんはお酒を飲み友人などは楽しく送り出そうと言って、夜通し花札をする場合もあったりします。不思議ですね・・・。
又最近は火葬も増えましたが、まだまだ土葬をすることが多いです。親より先に逝ってしまった場合は、散骨にするようです・・・。
Posted by cyongmi at 2008年09月25日 23:19
ゆりりんこ。さんへ

これまた、遅ればせながらです〜。
そうなんです、アキラくんの言うように秋夕のときは特に家でもどこかに訪ねても食べろ食べろで、下手したら一日中食べてる状態です・・・。
私達の場合は、その後お墓参りが山登りなので結構な運動はするといっても・・・、追いつきませんねー。
いやあ、我知らず汚い(?)足まで写りこんでいましたねー、失礼しましたっ。これは、タラの開きを乾燥させたもので、スルメでつくった飾りとセットで供えます。うちでは、スペースの関係上ナツメと皮を剥いた栗とを一緒にしてます。
Posted by cyongmi at 2008年09月25日 23:26
マリリンさんへ

またまた、遅ればせながらですー。
そうなんですよー、病院の中にお葬式場があって、それもワンフロアーに何組も重なったりして、にぎやかだったりします。そして、とにかく泣く事を我慢しません。ワーワー思いっきり人の目もはばからず泣くか、お年寄りの場合は「チャールカショッタ」(よく逝かれた)と言って、とてもさばさばしてたりします。
とにかく、日本と違いますね。
でも、端末でお香典を振り込むのは知りませんでした。え゛ーって感じです。
Posted by cyongmi at 2008年09月25日 23:34
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